壁には筋交いを入れ、
床部分はこんな構造になっているんですが
根太と大引きが朽ちていたので木を入れ替えました。
順調、順調!
・・・と思っていましたが、
ここで問題勃発。
やや傾斜になっている土地の為、建物自体の基礎が平衡を保つため、
基礎が延長している部分がありました。
寝室の基礎。
床面より基礎が出ているのがわかります。
洗面の基礎。
個々の立地が傾斜の為、明らかに段差ができています。
これを壁で隠すだけなら簡単だったんですが、
現場監督の戸丸さんが言うには
断熱をする際にこの基礎の部分に隙間ができてしまうとのこと。
せっかく断熱しても隙間から気流が入って来てしまいます。
何とかしなくては・・・!
断熱を入れる為に壁の幅を厚くする?
でもそうすると部屋が狭くなってしまいます。
断熱をあきらめる?
いやいや。それは譲れません。
いろいろ考えた末、
戸丸さんのアイデアで必要最低限の幅を保持しつつ、
「ニッチ」を設置することにしました。
「ニッチ」とは壁をへこませた部分のことで
こんな感じの飾り棚、を見たことがあるでしょうか?
この棚を、壁をへこますのではなく、
必要部位分を出っ張らせる発想に行きつきました。
写真、向かって左側がそうです。
棚として壁に厚みを持たせ
断熱の空間を作ることにしました。
壁は厚くなりましたが、一部なので圧迫感は全くありません!
これで問題は解決。
いよいよ次は断熱です!
新築・リフォームは住まいのGEN
広報 こもり
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